「横」って漢字がどうして悪い意味で使われるのか考えた
こんにちは、鈴木くんです。
突然ですが、「横」って漢字の意味って知ってますか?
「右を説明してください」ではないですが、単純な「横」の意味だったら、説明はしづらくても意味はわかると思います。
でもこの「横」って漢字、あんまりいい意味で使われないことが多いです。
横着、横柄、横暴・・・「横」を使った熟語はイメージのよくないものばかり。
なぜなんでしょうか。
「横」一文字でも良くない意味を持っている
「良くない意味」って言葉も変ですが、「横」自体が持ってる意味も様々です。
とりあえずネットで調べてみたところ、
- オウ(音読み)・・・勝手気まま、普通でない
- よこ(訓読み)・・・正しくない、道理に合わない
という意味があるんだそうな。
どうして「横」は良くないんだろうか
じゃあなんで「横」は悪い意味を持っているんでしょうか。
そもそも「横」は、「中心から左や右に外れたところ」や「中心から脇にはみ出たところ」を指す言葉のようで、それが派生して、「道理から外れる」とか「事実を曲げる」みたいな意味を持つようになったようです。
そういわれれば、横柄だの横暴だのと「横」がつくのは納得できる気もします。
余談:「縦」はどうなのよ?
横はなかなか残念な扱いを受けていますが、「縦」にはそういった意味はないのでしょうか。
調べてみると、一般的な「縦」の意味の他に、「ほしいままにする」「思いのままに振る舞う」という意味があるんだそうです。
「権力を縦にする」などで使うみたいです。
以上、どうでもいい漢字雑学のコーナーでした。
飲み会でどうしても話のネタがなくなったときにでも使ってみてください。
場が冷めるかもしれないけどね!HAHAHA!