無理して辛い環境にいる必要はない
こんにちは、鈴木くんです。
昨日、職場の人(女性)が退職しました。
その人は1年ちょっとの勤務だったので、短期間での転職という印象もありますが、個人的にはいいんじゃないかなという風に思っています。
自分がいたくない環境に長く居続けてもしょうがないですし、やりたいことがあるなら勤続年数にこだわる必要もないでしょうから。
とはいえ、今回の経緯について多少なりとも知っている身としては気の毒にも思えます。
人間関係が原因で辞めざるをえないのは心苦しい
彼女が辞めていった一番の原因は人間関係でした。
ありがちといえばありがちかもしれません。
僕が見る限り、彼女自身は決して器用なほうではなく、要領よく仕事ができるというタイプではありませんでした。
しかしそれでも頑張ってある程度自分でできるようになりましたし、わからなければどんなことでも都度聞くような、素直な性格が出ている仕事ぶりでした。
なので長く続けていけばもっとやっていける人でしたが、どうも特定の女性陣からは不器用さが気にくわなかったようで、強く当たられているうちに精神的に耐えきれなくなったようです。
僕も彼女の愚痴を聞くことはしばしばありましたし、周囲にサポートしてくれる人もいましたが、本人はその辛さを避けることを選びました。
「やっと気が楽になりました」
彼女が辞めるとわかって最初に話した時に、開口一番こう言いました。
表情と声色から察するに、相当精神的にやられていたのだと感じました。
いじめのような顕著なものでなくても、嫌なことが積み重なったらそれ相応の苦しみを感じるんです。
そんなことを考えてたら、自分が小学校の時にいじめられて、しんどくなって一時サッカーを辞めてたことを思い出しました。
辞めたくなる環境をつくった割に、辞めたらキレる
僕の職場は、事務の女性陣とそれ以外の男性陣が業務柄分かれるので、 どうしてもコミュニティーが分かれがちです。
そのため、新しく入る女性は今の女性陣と馴染めなければやりづらくなるばかり。
客観的に見たらくだらないとは思いますが、横から口を出せないのも事実。
お局様達に「ハマる」ことができない人にとっては、辞めたくなってしまう環境が出来上がってしまいます。
にもかかわらず辞めると伝えたら怒り出すのだから、なんとまあ身勝手なことか。
救えない自分の無力さも悔やみますが、誰と働くかっていうのも大事だなとつくづく感じます。
しんどくなったら、さっさと辞めたらいい
「好きなことを仕事にすればいい」という方もいますが、皆が皆そうはできないのが現実。
「好きかどうかは別として、続けられれば十分」という人も少なからずいるはずです。
「続けられる仕事を選びたい」という基準で言えば、よほど素行に問題のある人でなければおおよそ見つかると僕個人は思っています。
しんどい理由は人それぞれです。
長時間労働で肉体的にしんどい。
いじめや人間関係で精神的にしんどい。
色々あると思います。
抱え込んで取り返しのつかないことになる前に、投げ出す勇気も必要なんじゃないでしょうか。
そういった意味で、今回の彼女の行動は正解だと感じています。
よりリアルに感じられる「「死ぬくらいなら辞めれば」ができない理由」
とはいえ、こんな薄っぺらい人間が偉そうに語っても響かないかもしれません。
そんな人に読んでほしいのが、一時ツイッターで話題になった漫画「「死ぬくらいなら辞めれば」ができない理由」です。
「死ぬくらいなら辞めれば」ができない理由 1/2
むかーしの体験談と、そのとき思ったこと。よければ拡散してください。 pic.twitter.com/tImNNIOG56— しお(汐街コナ)@「死ぬ辞め」発売中 (@sodium) October 25, 2016
タイトルだけで言えばさっきの話に反しますが、実際に共感できることが多いですし、リアルに感じられると思います。
今がダメでも、選択肢はある
パワハラだのなんだのと、職場でのトラブルが何かと話題です。
僕が事務員をやっていたときも、そういった相談も多々ありました。
もしかしたら、今回辞めていった彼女のような境遇の人も現時点でいるかもしれません。
もし、今後状況が悪化して精神的・肉体的に耐えられなくなったら、無理して今の環境にいる必要はないんじゃないでしょうか。
「ただめんどくさい」「ばっくれたい」なんてのは通りませんが、どうしてもしんどくなったときには現状維持以外の選択肢もあるよって話でした。
まあ、お局みたいな人がいないのが一番いいんですけどね。