元法律事務員鈴木くん

もっぱら雑記になってきました。元法律事務員という肩書で書いてますが、関係ないことのほうが多いです。

転職活動は自問自答が全て

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こんにちは、鈴木くんです。

 

先日、職場の女性が転職した話を書きました。

 

poodlian.hatenablog.com

 

書いているうちに自分の転職活動をしてた時を思い出したので、思い出がてら書いておこうと思います。

 

ちなみに個人的には転職成功とは言い難い結果ではあったので、同じような境遇のかたがいましたら同じ轍を踏まないようにしてもらえたらと思います。

 

とりあえず転職サイトに登録してみただけの初期段階

当初は「転職をしたい」と思ってもどうしていいかわからなかったので、とりあえず有名どころの転職サイトに登録してメールで流れてくる求人情報を眺めたり、検索してみる段階が少しありました。

 

 

ただこの時点で反省すべきだったのは、何をやりたいのかが曖昧だったこと

 

正直、なんとなく今のままじゃいけないと思い立って始めた転職活動だったので、何かをやりたいというよりも現状から逃げたいという意識のほうが強かったのかもしれません。

 

とはいえ、一度始めたら簡単に引き下がることはできませんでした。

 

 

アクションを起こしたくてエージェントに登録

スマホやPCで転職サイトを眺める日々を始めて数か月後、このままでは埒が明かないと思い、転職サイトのエージェントサービスに登録しました。

 

僕が登録したのはDODAのエージェントサービス。

理由は特になく、なんとなくDODAを選びました。

 

doda.jp

 

登録してすぐに担当になるエージェントの方から連絡が来て、面談をしました。

 

当時、運送会社のシステム担当の業務をしていたからでしょうが、エージェントはIT系にウェイトを置いている方でした。

 

キャリアチェンジを希望していた僕には不安な状況ではありましたが、僕の意図を汲んでくれたようで、営業職を中心に求人を提示してくれました。

 

 

エージェントサービスを利用する中で、

  • 転職活動をする上で、いくらでも悩みを言ったり相談したりできる相手がいる
  • サイトで見てるだけでは気づかないような求人も提供してくれる
  • ノウハウを持っている

といったところが特に利点かなーと思ったので、このへんが必要だって思う転職活動中の方がいたら、利用してみてもいいのかなと思います。

 

 

新卒の時にはなかった「職務経歴書

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エージェントを利用し始めたら、具体的な求人も見えてくるので活動が本格的になります。

 

そうなってくると必要になるのが、企業に提出する書類。

 

履歴書は新卒の時にも書きますが、新たに必要なのが職務経歴書

自分のこれまでの実績をアピールする書面です。

 

恥ずかしながら、なかなか書けることがなかったので一番最初に作るときはかなり苦戦しました。

 

ちなみに、具体的な数字を出すといいらしいので、営業の方は書きやすいかも。

 

エージェントの模擬面接のサービスにかなり救われた

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エージェントサービスの中でも特に助けられたと思うのは、模擬面接をしてくれるサービスです。

 

正直、「面接なんてなんとかなるべ」って思ってました。模擬面接するまで。

 

ところがどっこい、いざやってみたらガチガチになってしまいまして。

 

面接官のおばちゃんにボロクソに言われたのを覚えています。

 

新卒と中途では聞かれることも見られ方も違いますから、必ずしも新卒のテンションでいけるとも限りません。

 

準備はし過ぎて困ることはないと痛感しました。

 

 

内定貰ったってすんなりOKできないこともある

そんな感じで転職活動がスタートしたものの、未経験職種へ応募していたこともあり、なかなかすんなり内定とはいかないものです。

 

どうしたものかと考えていた時、ある日別のサイトから、そのサイトが提携しているエージェント経由で求人の紹介メールがありました。

 

それはネット広告の営業で、気になったのでそのエージェントに連絡して応募しました。

 

そのまま選考に入り、気づけば内定。

 

嬉しさもありましたが、面接していく中での違和感が気になって結局辞退しました。

 

今思えば行っておいてもよかったかもしれませんが、一歩踏み出すことを怖がってしまったようにも思います。

 

「本当にそこでいいのか」って悩むのは、新卒も中途も一緒です。

 

 

結局興味のあった法律系を自分で探して採用

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営業職を辞退した後、元々依頼していたエージェントに「エンジニアも見てみたら?」と乗せられ、転職活動がうまく進まず焦っていた僕は受けてみることにしました。

 

そこで1社内定をいただいたものの、やっぱりエンジニア職に納得できずに辞退。

 

大学で法律系を専攻していたことから、法律系の職種でも考えていましたがエージェントからはいい反応がなく、自分で探した前職の法律事務所を受けて入ることになりました。

 

前職に特別不満があったわけではありませんが、成功とも言えませんでした。

 

なぜ転職したいのか、転職してどうしたいのかをまずフィードバック

僕が転職活動をするうえで重要だと思ったのは、どうして今転職したいのか、転職してからどうしていきたいのかを自分の中に落とし込むことです。

 

僕の一番の転職理由は「給料を上げたいから」でした。

 

かといって給料さえ上がればどんなことでもするってほどの覚悟もなく、気持ちが宙ぶらりんのまま活動を始めたので、最後まで半端でした。

 

そうならないために、

  • 転職理由
  • それは今の会社では解決できないのか
  • 今の会社で解決するためにアクションを起こしたか
  • 転職して具体的にどうしていきたいか

ははっきりさせておくべきだと感じました。

 

 

優先順位を決める

転職先を探す上で、何を重視するかもはっきりさせておくべきです。

 

僕は給料と勤務地を重視したいというくらいであまり考えていませんでしたが、ある企業の面接で、何を優先するかを細かく聞かれたことがあります。

 

その時は言葉に詰まってしまって、結局落とされました。

 

いつ聞かれてもいいように、自分の中での条件の優先順位は決めておく必要があります。

 

 

言いづらいことを正直に言ってしまうことも必要

面接では往々にして「本音」と「建前」みたいなものが存在します。

 

「こんなこと言ってしまっていいものか・・・」ってこともよく発生します。

 

ですが、個人的には、ぶっちゃけてしまっていいことも少なからずあるなーって思っています。

 

そもそも僕が活動を始めた理由は、その時付き合い始めた彼女と結婚を考える上で経済面に不安があるからでした。

 

あまりに個人的な内容なので話すのは躊躇いましたが、とりあえずエージェントに話してみたところ、

「それ、正直に言っちゃいましょう。」と言われました。

 

この時にエージェントに言われたのは、「面接官としては転職理由として納得ができればいいと考えている」ということでした。

 

理由として筋が通ってさえいれば問題ないんだそう。

言われてみれば、そりゃあそうだってなります。

 

なので、仮に言いづらいなーって思う内容であっても、相手が納得できそうなものであれば話してもいいんじゃないかなって思います。

(こういう話ができるのもエージェントのいいところです。)

 

 

長くなりましたが、転職したいと考えるなら、まず自分の中で転職について整理して、その上で行動を起こしていく必要があると思います。

 

ひたすら自問自答かもしれません。

 

転職がキャリアアップの常套手段になりつつあるご時世ですが、しっかり考えて実行すべきだなと実感しました。