宅建士資格取得の道~登録実務講習~
こんにちは、鈴木くんです。
今年に入ってから、事情により宅建士の資格を取ることになりました。
とは言っても、大学時代に宅建の勉強をしていて、その時に合格しているので、今回は合格以後の手続きをすることになります。
(試験の合格は、いつまでも有効です。)
「合格してるんだったら後の手続きなんて簡単だろ」なんて人にはデコピンでも食わらせたいところですが、合格後の資格登録→宅建士証の交付までが地味に時間がかかり、めんどくさそうなので、記録にしておきたいと思います。
宅建士ってなに?
そもそも「宅建士ってなに?」ってところから始めたいと思います。
宅建士(旧:宅地建物取引主任者)とは、「宅地建物取引士」の略称で、その名の通り土地や建物(以後、不動産とします。)の取引に関して役割を持つ資格です。
宅建士は不動産を扱う会社(宅建業者)の従業員として勤務しています。
なので見かけ上は不動産会社の社員として変わりはないのですが、勉強をして取る資格ですから、宅建士ならではの役割もあります。
役割①:事務所に1人は必ず必要!
宅建業者は、営業する事務所ごとに5人に1人以上の割合で宅建士を置くように法律で義務付けられています。
宅建業者として登録している不動産会社にとっては必ず何人かは必要な存在ですから、食いっぱぐれのない資格かもしれません。
役割②:重要事項説明を唯一できる!
宅建士のみができる業務が、
- 重要事項説明の書面の内容説明
- 重要事項説明の書面への記名・押印
- 契約書面(37条書面)への記名・押印
と定められています。
不動産の売り買いとなると大金が動きますから、後々トラブルにならないように、法律で決められた事項を宅建士から説明し、書面にその宅建士の名前と印を残す必要があります。
ちなみに重要事項の内容は、
- 水・電気・ガスについて
- アスベスト使用調査について
- 契約の解除について
などなど、結構細かく決められています。
試験合格後の手続きって?
晴れて試験に受かった後は、ざっくりこんな流れになります。
今は登録実務講習の段階なので、今回は登録実務講習について書きます。
登録実務講習について
宅建士の試験に合格後、それまでに2年以上実務の経験がない場合は登録実務講習を受けます。
登録実務講習は、一般企業も含めて20くらいの団体で行っていて、その中から選んで講習の申し込みをします。
(行っている団体はこちらです。)
どの団体で申し込んでもやることは一緒で、
- 申し込み後に各団体作成のテキストが送られてくるので、約1か月間勉強
- 2日間のスクーリングに出席
- 2日目の修了試験に合格して修了
という流れになります。
ちなみに僕が申し込みしたところのテキストはこんな感じです。
団体によってはDVDの教材もあるみたいですが、値段が値段なのでそういうのはなかったです。
修了試験はテキストを見ながらできて、合格率は99・9%と簡単らしいのですが、そういわれると逆にビビってしまうので油断せず勉強したいと思います。
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