元法律事務員鈴木くん

もっぱら雑記になってきました。元法律事務員という肩書で書いてますが、関係ないことのほうが多いです。

「人生経験」について考える

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突然なんですが、これを読んでくださっているひとが「人生経験豊富だなー」と思う人ってどんな人ですか?

 

バリバリ仕事をしている人ですか?

立派に家庭を持っている人ですか?

離婚を乗り越えた人ですか?

お金を持っている人ですか?

見た目がシブい人ですか?

 

 

ちなみに僕は「仕事面での経験が豊富な人」を、なんとなく人生経験豊富だと思ってるフシがあります。

 

根拠はありません。聞いてると「人生経験豊富だなー」って感じるだけ。

 

だから何?って人もいると思います。

 

でもたまに思うんです。「人生経験」ってなんだろうって。

 

 

辛いことを乗り越えた人が「人生経験豊富な人」なのか

 

新卒や転職のときの面接で、

「仕事をする上でどんな困難があって、どう乗り越えましたか?」

という質問をよくされました。

 

きっと面接官の方にはそれなりの意図があったことと思います。

 

問題解決力とかを見てるんでしょう。多分。

 

 

でも僕はその質問が嫌でした。

 

「困難がない人=頑張ってない人」って言われてるような気がしたので。

 

僕も今まで困ったことはあったし、壁を越えたら人としてでかくなるっていう考え方もわかります。

 

でもなんか、「知るかよ!」って思ってました。

 

結局今はそういう経験談を聞くと「経験豊富だなー」って思ってしまうんですが、そんな自分がアホらしくなったりします。

 

 

困難を感じたことのない人は逆にすごいと思う

 

もしかしたらいるかもしれない、「困難を感じたことのない人」。

 

むしろこっちのほうがすごいとさえ思う。

 

純粋に困難に出会わなかっただけかもしれないし、能力高すぎて困難のハードルがものすごく高くて、困難を感じなかったのかもしれない。

 

どっちにしても超人な気がします。

 

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この場合、「困難の経験がない」だけで、実はすごい人生経験が豊富なのかもしれません。

 

 

人生経験なんて他人に評価されるもんじゃない

 

どうでもいい話をつらつら書いてきましたが、結局経験なんて人に評価されてどうこうなる話ではないですよね。

 

「この人は人生経験豊富で尊敬できるな」とか「この人は経験なさそうだし目標にはしたくないな」とか考えても、周りには見えない部分が数多あるんですから。

 

 

人生経験なんて、積み重ねた本人だけがわかってればいいんだという本末転倒な結論にたどり着いたところで終わりにします。

 

 

読んでいただき、ありがとうございました。