駅員はつらいよ。
こんにちは、鈴木くんです。
今回は、学生時代のアルバイトでやっていた駅員の仕事について書きたいと思います。
バイトで駅員ってできるの?
学生時代は居酒屋とかもちょこちょこやっていましたが、一番長くやっていたのは駅員でした。
この話をすると、「駅員ってバイトでできるの!?」なんて聞かれますが、東京の鉄道会社ではアルバイトの形で募集しているところもありました。
JRはわかりませんが、私鉄だといくつかあるんじゃないかと思います。
ちなみに駅員をやろうと思ったきっかけは、その鉄道会社だと路線内全線ただ乗りできる定期券をもらえるからというだけでした。
決して鉄道ヲタクではありません。
そこの路線はいい感じに家から都心方面に出られるので、定期券はとてつもなく重宝しました。
っていうか何してたん?
じゃあ駅員で何してたのかっていうと、
- 改札でのお客さん対応
- ホーム整理(通勤ラッシュ時にお客さんを押し込む仕事)
を基本的にしてました。
バイトとはいえ、普通に改札に立って切符の精算や落とし物の対応などをしているので、社員の人と見分けはつかないと思います。
ホーム整理は特に混む時間帯だけですが、乗車率130%くらいのところにさらに人を乗せて押し込んでいくので、相撲張りに押しまくっていました。
ちなみに押し込んでいくときのポイントは女性の体を直接押さないこと。
下手に触れて痴漢だなんだとなったらシャレにならないですからね(゜゜)
正直何がイヤだった?
鉄道関係は何かとトラブルが多いので、駅員からして嫌なこととかは想像できる人もいるんじゃないかと思いますが、主に
- 電車が止まる
- 酔っ払いや変な人の対応
- 「電車に置き忘れた!」っていう忘れ物の捜索
- ゲロ処理
が相当嫌でした。
電車が止まる
少し前に、電車が止まって乗客に詰め寄られた車掌が逃亡したなんてニュースがありましたが、僕からしたら同情しかできないです。
正直なところ、
「自分の知ったことじゃねーよ!」
っていうのが本音ですし、怒鳴られたら運転再開できるものでもないので、無意味に乗務員や駅員に当たるのはやめてほしいです。
酔っ払いや変な人の対応
僕が働いていた駅は比較的変な人が多い地域にあるうえに利用者数も多かったので、色んなお客さんの対応をしました。
印象に残ってるところだと、
- 出来ないことを断ったら胸倉をつかんで怒鳴ってきた酔っ払いサラリーマン
- 出発しようとする電車を叩きながら怒鳴るおじいさん
などが思いつくところです。
だいぶ前なのでおぼろげですが、なかなかな人がいたと記憶しています。
忘れ物の捜索
あまりイメージがないかもしれませんが、乗ってた電車に忘れ物をしたから探してほしいという依頼が実はかなり面倒です。
すぐ見つかれば問題ないのですが、電車のどの辺に置き忘れたかが曖昧だったり、時間が経ってからの依頼だったりするとかなり時間がかかります。
また他の駅の駅員さんに探してもらう必要があり、色々と手間がかかるので、くれぐれも忘れ物をしないようにしましょう。
ゲロ処理
忘年会シーズンの定番、ゲロ処理もめんどくさいです。
酔っ払い対応みたいなストレスはないのですが、臭いし汚いしで単純に嫌ですね。
あとこれは東京ならではかと思いますが、朝の通勤ラッシュの時に車内でぎゅうぎゅう詰めにされて気分が悪くなってしまい、ホームで吐いてしまうということもよくあります。
特に女性は押しつぶされるような状態になるので、体調不良になる人が多いです。
通勤ラッシュ、恐ろしや( ;´Д`)
駅員も人間です!愛のある対応を!
駅員にとって一番嫌なのはお客さんとのトラブルです。
電車が止まってイライラしたり、酔っぱらって気が大きくなることもあるかとは思いますが、決して駅員に当たらないようにしてください。
大体の場合、トラブルが大きくなって困るのはお客さん側です。
後々困らないよう、愛のある対応をしてほしいと思います。