職場で磨く、女性社会での男の処世術
こんにちは、鈴木くんです。
法律事務員時代、他の事務員さんは全員女性でした。
女性6、7人に対して男1人。完全なる女性社会です。
弁護士はほとんど男でしたが、仕事上の質問をしたりするのは先輩の事務員さんですし、席も弁護士と事務員で分かれていたので女性に包囲されていました。
友達に話すと「ハーレムでいいやん!」なんて言われますが、言わずもがなそんなことはありません。
男子校出身で女性に慣れないうえに、周りは事務員歴も年齢も上のお姉様方(しかもバリバリの関西人)ということで苦戦し、弁護士の先生方からも同情されるほどでしたが、なんとか大きな問題なく日々を過ごしていられました。
その時のことを処世術として記録しておきますので、女性に包囲されながら戦っている男性の力になればと思います。
※写真はイメージです。現実は違いますのであしからず。
こんな人がいたらよかったなー(小声)
深入りしない
僕が職場にいたときの基本姿勢は「自分から女性の輪の中に入っていこうとしない」です。「適度な距離を保つ」とも言えるでしょうか。
もちろん積極的にコミュニケーションをとりにいける男性もいるかとは思いますが、僕の場合は後々損した気分になるので自分から突っ込んでいくことがないようにしていました。
じゃあ具体的にどうしてたかっていうのが以下になります。
1.自分から会話に入っていかない
「女三人寄れば姦しい」なんて言いますが、女性が集まれば年がら年中女性同士の会話が繰り広げられています。
なかには自分も興味あるような話題もあがってきますが、迂闊に入っていこうとすると話の流れをぶった切って変な空気になってしまう可能性があるので抑えましょう。
振られたときに差し支えない程度に返すことを心がけてください。
2.リアクションは最低限かつイエスマンで
ずっと喋っていると、唐突に話を振られることがあります。
返事するなりリアクションするなり必要になりますが、余計なことをベラベラ喋ると「そこまで聞くつもりねーよ」的な空気になるのでやめましょう。
女性は話のワンクッションくらいのつもりでしか振ってこないので、
- 話の流れを折らないように
- かつ時間をかけず
- 興味がありそうと思わせるリアクションで
返すのがベストです。
ちなみに僕は話を振られたときは、
「確かにそれやばいですね!」
「えーまじですか!」
「それめっちゃウケますね!」
みたいな感じでイエスマンスタイルで返してます。
もちろん会話の内容に興味などございません。
仕事に集中して会話どころじゃないという人も、この一瞬だけは全力で感情をこめて返してあげてください。
3.表情を使い分けるべし
話を振られたときに、その話に興味がある感じかどうかは表情に出ます。
表情筋のトレーニングのつもりで、笑い話の時は爆笑くらいの顔で、マイナスな話のときは苦虫を噛んだ顔をするように努めましょう。
僕の100万ドルの笑顔はきっと届いていたと思います。
4.時には聞いてないフリをする
近くで女性同士が喋ってると、嫌でも話が聞こえてくる時があります。
それが男をディスっている内容だった場合、絶対に話に関わりたくないですよね。
そんなときは聞いてないフリをし(話をシャットアウトできれば一番ですが)、ただひたすらにパソコンを見つめて仕事をしましょう。
気分の悪い話にはノータッチが一番です。
いじられキャラを確立するとだいぶ楽になる
女性が圧倒的多数の職場では、男目線の女性は絡みづらいですが、女性目線での数少ない男の扱いもなかなかしづらいです。
そんな時、自分がいじられキャラとして扱われるとだいぶ関係が楽になります。
利点①:女性側の扱いが一本化する
いじられキャラになると、相手は「とりあえずいじっとけばいい」みたいな扱いになりますし、それを前提に話を振ったりしてきます。
雑な感じもしますが、「どう扱ったらいいだろう」「これは言わない方がいいかな」っていうことを考える手間が減るのでだいぶ楽です。
利点②:男としても返すのが楽
女性からの扱い方が決まってくると、それに応じて男も返せばいいだけです。
もしいじられたら、
「やめてくださいよー!」
「違いますよー!」
的なことをいじられ感を込めて言えばいいやーくらいになるので、定型化してきて楽になります。
面倒くさいことは定型的にするのが一番です。
自分の立場は自分で守る
男が少ない環境だと、自分の立場をないがしろにされる可能性があります。
先輩後輩の関係上でやること・やらないことが出てくるとは思いますが、同じ勤務先・雇用形態・職種である以上線引きは必要です。
「男なんだからこのくらいやって」
「こういうことは男のあの人にやらせとけばいいや」
って思わせないために、社会通念上やるべきことはやり、自分がやるべきでないことはやらないとはっきりさせておきましょう。
いじられる必要はあっても、なめられる必要はありません。
いかがでしたでしょうか?
僕と似たような境遇で戦っている人もいるかと思いますが、女性社会に飲まれずに生き抜いてほしいと思います。
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